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瓶・缶詰、レトルト食品、冷凍食品などを製造する九州工場で、製造ラインなどの仕事を経て、現在は商品開発に携わっています。 これまで、ピーナッツホイップなど、主にパンに関する食品を担当してきました。これらは店頭では親会社であるキユーピー（株）のブランドとして並びました。というのも、当社の商品開発は、全国展開する製品はキユーピー研究所、地域展開する商品はそれぞれの工場で対応。また、缶詰はアヲハタがありますが、同じ缶詰でも、ミートソースなどはキユーピーといった具合に商材によって、そのブランドを区分しているからなんです。 現在、私はキユーピーの研究所にデスクを置いているのですが、そこでの毎日はまさに目の回るような忙しさ。商品自体はもちろん、原料の調達やテストなどを担当する多くのスタッフの力を合わせ作り出されていきます。 企画立案から工場のラインが稼動するまでを一貫して見ていかなければならないことに、正直プレッシャーも感じます。でも、それをはるかに超えるやりがいと充実感があるんです。 自分が企画した商品を店頭で見つけたときの喜びと感動は他に例えようがないほど大きなもの。それを最大の励みに、これからも頑張っていこうと思っています。

コープ食品の営業は、単に販売や売上だけを追及するたぐいの仕事でありません。取引先のニーズを的確にとらえ、それを開発や製造の現場にフィードバックするという重要な役目を担っています。そして、その情報とこれまでに蓄積してきたノウハウや技術を結集させ、先方の要望に応えてひとつのカタチ、商品にまで昇華、提供しているわけです。ただ、それにはある程度の時間もかかります。社外に協力を求めるケースもあるでしょう。乗り越えなければならないハードルが幾つも待ち受けているかもしれません。 そこで登場するのが我が生産部。円滑に仕事が進むよう、関係するすべての人々の意見の調整、パイプ役を務める非常に重要なセクションです。 サンプルや具体的な提案を持って営業と共に取引先を訪問することも数多くあります。資材メーカーや原料メーカーとの折衝も日常の風景。東北と九州の工場に何度も通います。いわば、生産部は業務的な部分と開発的な部分の双方を担っているんですね。当然の事ながら、この仕事に従事する人間には、当社の事業フィールドすべてにわたる幅広い知識が求められます。日々の勉強も欠かせません。しかし仕事全体をコーディネートしていくプロセスの面白さ、まとめあげた時に味わう達成感は格別ですからね。仕事を通じ、一人の人間として、また、技術者として成長したい、と考える人にとってこれほど適した魅力的な仕事は、ちょっと他にはないでしょうね。